美人への道

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〜ニッポンの美しい女神たちへ〜Vol. 51

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隣の芝生は青くない?!・・☆

 日本では『陰暦』が存在し、普通私たちが一般に使用している『1月』『2月』の季節の用語は陰暦では『睦月(むつき)』『如月(きさらぎ)』と呼ばれています。

 そして8月は『葉月(はづき)』と呼ばれ、8月生まれの女の子はその『陰暦』に合わせて『はづきちゃん』と命名されている方もいらっしゃると思います。

 それにしても何故、8月が『葉月』となるのでしょうか?

 『陰暦』は『太陽暦』の略称で『太陽暦』は太陽の陰となる月の満ち欠けから月日を計算されます。

 その計算に沿うと1年は354日となり、新暦と合わせますと11日も誤差が出て来てしまいます。

 なので良く、暦などを見てみると『旧暦』と書かれているものと『新暦』の日にちがずれていますよね。

 現代では地球の周期に合わせた『新暦』で月日を計算されていますので、どうしても古代に使われていた『旧暦』の月日と一致しない事が多々あります。

 『葉月』は『旧暦』だと9月、10月になりますので『葉が落ちる時期』として名付けられたと言う説があります。

 実はそれ以外にも色々な説があるのですが、どちらにしろ古代の日本人はその季節の特徴から『旧暦の呼び方』を決めたのではないでしょうか?

 四季折々の変化がある日本ならではの呼び名だと思います。

 そんな風流な感覚を持った日本人は季節や色などを取入れた『ことわざ・古語』も存在し、現代の私たちは『感覚の表現』の一環として日常会話の中に取入れていますよね。その中でも良く耳にする言葉

『隣の芝生は青い』

 があります。

 皆さん、意味は良くご存知だと思いますが『何事も他人の物は良く見える』事を表しています。

 実際に日常生活の中でそんな『隣の芝生が青い』と感じる事が多々ありますよね?

 鑑定の仕事をしていて悩みを抱えている方々は良くそんなニュアンスを口に出されます。

 『何故、○○さんは出会いが多く直ぐに彼氏が出来るのに私には出来ないの?』

『○○さんの方が人格的に問題があるのに何故、上司は可愛がるの?』

『私がこんなに努力しているに何故報われないの?』・・etc

  そんな声を今まで本当に沢山聞いて来ました。

 でも其処でまず気付いて欲しいんです!

 あなたが不満やジェラスにかき立てられている事は単に『隣の芝生は青い』だけだと言う事を・・。

 自分の心の中から湧き出る『不満』『ジェラス(嫉妬)』は、自分が勝手に想像している『理想』から成り立っている事が多いのです。

 彼氏が欲しいのに出来ない。仕事でスキルアップを狙っているのに認められない。一生懸命働いているのにお金が少ない・・。

 人間はそんな『不満』『ジェラス』を解消する為に工夫や努力をしなければなりません。

 傍から見ていて羨ましいと思う『他人事』は単なる結果です。

 そして頭の中で理想が膨らんでいるだけで現実を振り返れば『芝生は青く無い』のかもしれません。

 そう・・自分が感じる以上に隣の芝生は青くないんですよ・笑。

  私たちはついつい結果の部分だけを見て全てを判断してしまいます。

 『彼氏が欲しい』と思っていのになかなか出来ない・・すると出来ている人に対して自分が成し得ていない結果を見ると『不満』が出て来てしまいます。

 でも、其処で一旦考えて頂きたい事があります。

 それは『自分が幸せを掴むためにどれだけの経験を積んでいるのか?』

と言う事です。

 その『経験』とは今までずっと培って来たもので数年の話ではありません。

 例えば、ピアノでショパンを弾きたいと思っている人が練習もしないでいきなり弾ける訳がありませよね?

 日々の練習を重ねた結果、自分が弾きたかった曲に到達する事が出来るのです。

 この例えは全てに共通している事。

 恋愛に置き換えると今まで『自分のやりたい事』を優先して歳を重ね、いきなり『彼氏が欲しい!!』と思った所で殿方は空から降っては来ません。

 『それじゃ〜私には彼氏が出来ないの?』と言う事ではなく、経験をするタイミングが遅くなれば結果もおのずと遅くなると言う事です。

 その『経験値』のスタートが遅れてしまうと、時間がかかってしまうのは仕方がありません。

 そして『努力の放棄』は別として、スタートが遅れた分、時間がかかってしまい焦りも出て来ると思うのですが『不満』『嫉妬』より最大の敵は『諦める事』です。

 私は長年、鑑定のお仕事をしていて『運が無い人』を見た事がありません。

 それは『恋愛』『仕事』『結婚』『金運』・・全てにおいてです。

 生年月日などのあらゆる占星術で『運が無い』と言う項目はありません。

 日常の中で『運が無いな〜・・』と感じる事があるかもしれませんが、それは自分が『運が無い』と思い込んでいるだけで、誰かや何かに運を止められているのでは無いのです。

 『運を作る』事は『経験』を重ねていく事にリンクしています。

 時に『経験』は楽しい事ばかりではなく、苦しい事や悲しい事も含まれていますけれど、人はそんな色んな状況を乗り越えて行く事によって幸せの切符を掴み取るのです。

 私たちはついついその過程を見る事が無く結果だけで全てを判断しがち。

 そして『隣の芝生が青い』と思い続けている事は全く自分の成長に繋がって行かないです。

 『経験する事』に続いて『努力する事』も大事な要素です。

 『努力』と言う言葉は何だかスポ根のような、辛いイメージしか無いのかもしれませんが『努力』は決してあなたを裏切りません。

 『努力しても全然良い方向に行かない!』と嘆く事もありますが、これも最初にお伝えした『経験値』と繋がりがあります。

 何かを達成させる為に始めた『努力』のスタートが遅ければ遅い程、達成するまでにどうしても時間がかかってしまいます。

 しかし、これだけは言えるのですが『努力』するタイミングが早かろうが遅かろうが決して『無駄な時間』を費やしている訳では無いのです。

 良く『こんなに頑張ったのに報われない・・』と思う事がありますが、その『努力』が自分に合っていなかったと気付かせてくれただけであって決して『無駄』では無いのです。

 もしあなたが『こんな事があって辛かったけれど勉強になったな・・』と思えればそれは前に進むための大きなステップアップに繋がります。

 人の幸せの型も十人十色。

 一番大切なのは、自分が持っていない物を羨む気持ちより自分自身が幸せだと感じるように心がける事。

 そして感謝の気持ちを忘れなければ幸運の女神が見放す訳がありません・笑。

 世の中は本当に平等に出来ています。

 そして目的と理想を自由に持てる環境にいますので自分にとって何を目的とし、何を理想としているのかを今一度考えて見てください。

 そして後は『経験』と『努力』を重ねて行くだけ・・。

 するといつの間にか『隣の芝生は青い』と思っていた心からも解放されますよ!

 

今回は旧暦の印象深い季節用語の意味をお送りします。
1月『睦月(むつき)』は身分の上下なく、老若男女、親族一同が集まって睦びあう月と言う意味になります。
『元旦』を意味しているのでしょうね。
写真は京都の宇治に創建された支那寺『萬福寺』の元旦お飾り。
支那寺らしい福々しいしつらえです。

6月は『水無月(みなづき)』
1年の半分となる水無月には水神のお祭りが全国的に執り行われます。
写真は奈良県に鎮座される日本最古の水の神社『丹生川上神社(にうかわかみ神社)下社』で毎年6月1日に執り行われる例祭です。
 

10月は出雲に八百万の神々が集結するので『神無月(かんなづき)』と呼ばれています。
そして毎年、旧暦の10月10日に稲佐の浜で神々をお迎えし、1週間、出雲大社で縁結び会議が行われます。
写真は『神迎神事』が始る前の稲佐の浜・・
とても神秘的な神事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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