美人への道
〜ニッポンの美しい女神たちへ〜Vol. 47
あなたの求めている『友達』とは・・☆
4月は様々なシーンで新しい始まりの季節。
そんな環境の変化に不安や期待など複雑な気持ちが入り交じっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に、4月に入ると鑑定のお仕事で『人間関係・環境の変化』についてのお悩みをお聞きする事がダントツに増えて来ます。
それと『せっかく4月になったので何か新しい事を始めよう!始めたい!』と思われる方も同時に見受けられます。
子供の頃から大人になっても永遠に気になるカテゴリーは『友達』ですよね。
あなたには『友達』と言える人が何人いますか?それとも『知り合い』程度で『友達』と感じられる人が全くいませんか?
そう・・1年を通じて4月の新しい始まりが一番『友達』について悩んだり期待したりする季節なんですよね。
そこで今回はそんな『友達』についてをテーマに書いてみたいと思います。
まず一言で言って『友達』とは何でしょうか?
*悩みを打ち明ける事が出来る何でも話せる人。
*共通の趣味を持っていて一緒に楽しめる人。
*小学校など幼少からずっと繋がっている人。
この様に色んな角度で『友達』を認識する事が出来ます。更に上を行く『親友』は
『友達』を超えた家族のような人・・と言う感じでしょうか?
逆に『友達がいない』・・と思う方は先ほどの3つのカテゴリーにあてはまるパートナーがいなくて孤独を感じている人を示します。
そんな『友達がいない』と悩まれ、これからずっと1人じゃないかと不安が心と頭の中に広がり
『友達がいないんですけれど、これから出来るでしょうか?』
と鑑定のご質問として言われる方がいらっしゃいます。
『友達と呼べる人がいない・・』
確かに不安ですよね?この混沌とした世の中を自分の力だけで生きて行く・・。それはなかなか難しい事だと思います。
人は多かれ少なかれ誰かに支えられたり助けられたりして生きているもの。
孤独を感じていても『本当の孤独』では無いんですね。
例えば、解りやすく説明しますと食べ物を作る人がいて私たちは食卓にご飯を並べる事が出来ている。乗り物を運転する人がいるから移動する事が出来る。服を作る人がいるから肌を隠し生活する事が出来る。この例えは究極な衣食住の考え方ですが、決して大げさな事ではなく、私たちは常に誰かとの接点の中で生活していると言う事となります。
そしてきっと『友達がいない・・』と嘆いている人たちも仕事や何かをして自分の行動が何処か別の形となって還元され誰かの役に立っていたり助けになっていたりします。
こんなベーシックな事をあえて取り上げている背景には
〜人間は生まれた瞬間から常に誰かと繋がっている〜
と言う事を認識して欲しいんですね。
まずこの認識が結果の『友達』へと変化して行きます。
そして『友達』はその時の自分の状態に反映していて自分の心の変化によりその時に出来た友達も変化して行く事があります。
その結果、疎遠になる事もありますよね。
友達がどんどん離れていく・・
それは自分の何か原因と言う事もあるかもしれませんが、自分自身の状況が変化していて次の段階に進んでいる場合もあります。
どんな人が自分の今の友達なのか?それとも自分がどんな友達を求めているのか?
それを確認したい時は3つのキーワードをあてはめてみましょう。
*その友達は自分の理想
*その友達は自分の双子
*その友達は自分の鏡
この3つのカテゴリーが全てあてはまる友達は存在しません。
しかし、1つでもあてはまる事があれば『友達』と呼べる人になります。
そして、その人と関わる事で今の自分の状態を知る事が出来ます。
例えば、自分が何かの目標に向かって頑張っている時に関わる人は『自分の双子』となって側にいてくれます。
また何か気をつけなければならなかったり何か変化を求めている時に関わる人は『自分の鏡』となって映し出されます。
そして『自分の理想』とする人と出会った時はその人を通じて自分自身を成長させる事が出来ます。
このようにただ『共感・共存』する事だけが『友達』ではありません。
そんな3つのカテゴリーにあてはまる『友達』と出会うためにはまず日常生活の中で下記の事を意識してみてください。
*まず相手に対して興味を抱く。
*世の中には色んな感情・クセを持っている人がいる事を認識する。
*その為に自分の考えを相手にあてはめない。
*相手を受け入れようと心を開くイメージを持つ。
*相手の言う事を否定するのではなく何故そう思うのか考えて見る。
これらは単に『友達』を作る上で重要なだけでなく、新しい職場や人間関係の中で円滑に関係性を築きあげる事が出来る事にも繋がっています。
『孤独』を感じている人たちを見ていると、相手を近づけさせない見えない『壁』で覆われている事があります。
傷つきたくない・・怖い・・解らない・・様々な理由から『壁』は出来ているのですが、先ほど述べたように『友達は自分の鏡』と思うようにすると、何故自分が傷ついているのか原因を分析する事が出来ます。
そして自分自身を許したり癒す事へと変化させる事によって同時に人に対しての恐怖感も緩和されたりするんですね。
しかし、子供の頃からの環境の影響で心が萎縮してしまっている事もあります。
悲しいかな、子供はどうしても周りの環境の中で良くも悪くも人とのコミュニケーションの取り方を学ばなければなりません。
その時の影響は運が良い・悪いと言う事で片付けられてしまうかのしれませんが、長い人生の中『運が悪い』だけで終わる事はありません。
子供の頃、暗黒の時代を過ごさざる終えなくても、大人になって何処かのタイミングで必ず逆転するチャンスが巡って来る事があります。
『私だけが・・』と言う事はありません。
逆のケースもあります。子供の頃、友達に囲まれて楽しい時代を過ごしていたのに大人になってふと気付くと周りに誰もいない・・。
そんな時は是非、子供の頃の自分に戻って見てください。その時の自分はどんな感じだったのか?何処が今の自分と違うのか??
意外と日常に流されていると現在の変化に気付く事が出来ず、段々と心が萎縮している事があります。
『昔の自分はもっと天真爛漫に人と接していたな・・』
もしそう思えたら少しずつでもその感覚を呼び戻してみてください。
昔、そう出来たと言う事はその性質が心の中に眠っているだけなのでそっとおこしてあげるだけで自分の考えは変化して行きます。
友達は多い・少ない・いる・いないが重要ではありません。
人とのコミュニケーションを通じて自分の人生を全うする事が一番大事だと思いますよ!
大間かな説明となってしまいましたけれど、少しでもヒントに繋がって頂けると幸いです。
4月の京都は桜の名所が多く存在しますので沢山の観光客で連日賑わいます。
桜の花言葉『精神の美』『優美な女性』となり、その可憐な美しさは女性の象徴ですよね。
4月は桜だけでなくミモザも満開を迎えます。
ミモザの花言葉は『秘密の恋』『友情』
今回のテーマにピッタリと花です・笑
美しい桜の木に良く似合うユキヤナギ・・。
京都では鴨川沿いで良く目にする事が出来ます。
花言葉は『愛情』『自立』
何となく現代女性にピッタリの言葉ですね。