美人への道
〜ニッポンの美しい女神たちへ〜Vol. 46
『女神旅』・・最高に素敵なメガ旅!
3年間続けて来た『出雲国参拝ツアー』は、その昔偉大なる勢力を誇った出雲国に残された沢山の歴史遺産や古事記の舞台となった沢山の聖地をご案内する所にありました。
そして島根県に鎮座する神社は、神社建築様式の中で最も古い『大社造』で、そもそも神社の原型となる食料の貯蔵庫を連想させる型となります。
そしてシンプルな造りの中でも神々の息吹を感じる事が出来る素晴らしい『かみやしろ』でもありますよね。
そんな古代の聖地は出雲bijinのテーマである『女性1人1人の美しさ』を気付かせてくれる事が多くありました。
実際に参加された多くの女性たちは『何か新しいもの』を発見したり、縁結びの神々の御神徳を受けて女性としての幸せへと導かれた方もいらっしゃいます。
そんな『出雲国』から発信を始めた出雲bijinは今年からそのスローガンを全国へと範囲を広げて行きます。
『出雲bijin』のベースとなる島根県もまだまだ皆様をご案内したい聖地が残されているので、その部分も取り入れつつ参拝以外でも文化や伝統に触れる事によって『日本の女性』である誇りと美しさに気付いて頂き、心の底に眠っている女性性がもっと表に出て来て頂く事を願っています。
私たちは忙しい日常と現実の中、日本の伝統や文化を知っているようで知らない事が多々ありますよね。
伝統や文化は、先人たちが『日本人』としてのDNAを受け継ぐ為に継承して来たものであり、その継承意識が高い程、個々の幸せへの意識も高くなるものです。
近年に訪れた『神社ブーム』より前は、残念ながら私たちはそんな『日本人』としての意識レベルがそんなに高くなかったように感じます。
でも『出雲国参拝ツアー』を始めてから、参加される皆さんが熱心に出雲神話や歴史に耳を傾けてくださる姿を見ていて、意識レベルが上がって来ている事はツアーを重ねる事、感じていました。
コラムのお題でもある『ニッポンの美しい女神たちへ』は、みなさん女性1人1人の事を示しています。
この1人1人の女神たちが参加される旅はそのものズバリ『女神旅』!
それと掛け合わせて最高の『メガマックス』を組み合わせた言葉が『メガ旅』となります。
そして第一弾の『メガ旅』は島根県に続き千年の歴史・文化が残る古都『京都』へ舞台を移しました。
私も5年前から京都へ移住して1年を通じ、四季折々の風景や文化を身近に感じています。
都と言っても広過ぎる事が無く、コンパクトに歴史と文化が凝縮されている感じ・・。
新幹線などのアクセスが良い事もあり、年間を通じて大勢の観光客で賑わっています。
今までの参拝ツアーだと『神社』がメインとなっていましたけれど『メガ旅』では『文化』『食』も取り入れて、2日間たっぷりと京都を楽しんで頂きました。
数多く点在する神社仏閣の中から今回、厳選させて頂いたお寺は『東寺』『三十三間堂』です。
何故、この二つのお寺を選んだかと言いますと現代の京都の原型を作りあげた最も影響力のある人物が『空海(弘法大師)』『豊臣秀吉』だからです。
平安京時代、京の都を守るために空海が東寺を創建し、安土桃山時代の豊臣秀吉は三十三間堂を始め現在に繋がる今の都スタイルを確立させました。
現在の京都の街並や通りの名前も安土桃山時代から引き継いでいるものが多く、所々『豊臣秀吉』ゆかりや伝説の地も存在します。
しかし、メガ旅では単にそんな史跡をたどるだけでなく『見所』の部分やとっておきの楽しみ方を伝えさせて頂きました。
それはきっと今後、個人的に京都へご旅行へ行かれた時に役立つ情報だったと思います。
まず最初に向かった『東寺』を拝観した後。
昼食会場『権太呂』へ向かうまで時間がありましたので急遽、女人厄除の神社『いちひめ神社』へ立ち寄りました。
そして『座禅体験』と言う貴重な時間も取り入れました。
『写経』や『座禅』などは、なかなか日頃経験出来るものではありません。
修行の域まで達さないにしても『体験』する事で皆さん何か得たものがあったと思います。
また『座禅』の後、ご住職さんがお話された事はとても勉強になりましたよね。
お昼は京都名物『けいらんうどん』に舌鼓み!とても美味しかったです。
光雲寺で座禅体験
そしてその後に巡った京都の老舗も100年以上続いている『本物』に触れて頂いたり購入して頂いたりと皆さん、本当に楽しまれていました。
そして『食』に関してもやはり京都の雰囲気を味わって頂く為に昼間は京都独特の町家『数寄屋造り』の中で味わう『権太呂』蕎麦へ、夜は同じく町家を改装した天ぷら屋さんで懇親会を開きました。
今回、お一人で参加された方が多かったので自然と友達の輪が広がり、関東・東海・近畿・四国・九州と幅広くお越し頂いていたのでご当地話など幅広い話題で盛り上がれた事は良かったと思います。
ちなみに私は京都独特の『いけず文化』についてお話をさせて頂きました・笑。
京都の老舗巡りでお買い物
夜の懇親会は町家『ツキトカゲ』さんで・・。
そして次の日はまず、『元出雲』と呼ばれている『出雲大神宮』の参拝からスタートです。
以前はひっそりと鎮座される奥座敷的な神社でしたけれど『縁結びの効果が絶大』との口コミも広がり、最近多くの参拝者が訪れるようになりました。
口コミ効果だけでなく素晴らしい聖地には変わりありません。本殿で手を合わせた後、神秘的な磐座や滝そして上宮へとご案内させて頂きました。
境内から湧き出る御神水も『真名井の水』と呼ばれ『真名井』と言う呼び名は、
出雲に始り、高千穂峡の『真名井の滝』など全国で目にする事が出来ます。
『真名井』とは清浄な水に付けられる最大級の敬称の事。
この『出雲大神宮』の御神水がどれほどお力が強いかと言っても過言ではありません。
お力があるだけでなくとてもまろやかで美味しい御神水なので皆さんと汲んでしっかりと味わいました。
『元出雲』と呼ばれている地が京都に存在するだけでなく、京都市内にはいくつも出雲の神々が鎮座されている神社が多く存在します。実際に毎年、7月に開催される京都最大のお祭り『祇園祭り』もスサノオのためのお祭りですからね。
出雲大神宮の御神水『真名井の水』を汲む
出雲大神宮で記念撮影
その後は嵐山・嵯峨野の方へ移動し『松尾大社』へ行きました。
『松尾大社』は飛鳥時代に創建された京都最古の神社とされ、御祭神の『オオヤマクイノカミ』は神々が飲まれる大事なお酒の神として、日本全国の酒造メーカーも参拝やご祈祷へ訪れる神社です。
また、境内から湧き出る『亀の井』の霊泉も有名で皆様にもお水を汲んで頂きました。
そして『松尾大社』ではご本殿の中に入る事が出来る『特別参拝』も参加しました。ご祈祷を受ける時以外、なかなか本殿へは入る事が出来ないので良い機会だったと思います。
また宮司さんのお話を通して歴史的な観点から見ても『松尾大社』は昔から重要な位置を示していた事も解りました。
そして『松尾大社』へ参拝をした後、摂社となる『月読神社』へ移動し、願いが叶うと言われている『陰陽願掛け石』へ触れて頂き、皆さんに最後のお願い事を唱えて頂きました。
『月読神社』の陰陽願掛け石に願いを唱える。
この日の神社参拝はこれで全て終了。
残す所は、昨日閉門してしまった三十三間堂を残るのみとなりました。
思った以上にスムーズに進行が進み、随所に嵯峨野のお勧めカフェをご案内したり、バスの中で色々とお話をさせて頂きました。
三十三間堂を拝観した後、撮影大会へと変わりあっと言う間に2日間の旅は無事に終了。
最初の集合場所だった京都駅へ戻ると最後のお土産ゲットのお時間です!
最近『聖護院八つ橋』以上に人気のあるお土産菓子『阿闍梨餅』を沢山購入されていました。(メガ旅女子たちが阿闍梨餅を買い占め、売り切れの札が出されました・笑)
今回も皆さん、無事で健康に旅を楽しまれた事が何よりも安心しました。
そして次回は秋の出雲『神迎神事』を中心とした旅を企画する予定です。
毎年、旧暦の10月10日に開催される『神迎神事』。
今年は丁度、11月21日(土)が開催日となっておりますので、タイミングが良い日にちだと思いました。
『神迎神事』は以前、出雲国参拝ツアーでのションとして取入れた事がありましたけれど、本当に神秘的な神事でその後の1週間執り行われる『縁結び会議』の出雲は特別にお宮が開かれたり何時もと違う参拝をする事が出来ます。
そんな八百万の神々が大集合する出雲国へ再び皆様をご案内しようと計画中ですので、楽しみにしていてくださいね。
これからも出雲bijinは『メガ旅』を通じて素敵な女性たちと素晴らしい思い出を沢山作って行く事を願っております。
改めまして、今回ご参加頂いた全国の女子たち!本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!また一緒に旅を楽しみましょう!