美人への道

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〜ニッポンの美しい女神たちへ〜Vol. 45

 春に向けて『モテ女』に変身!

  まだまだ本格的な寒さが続く今日この頃ですが、立春も過ぎた頃から花粉も飛び始め、少しずつ春に近づいて来ているような感じですよね。

 そして日本において『春』は仕事や勉強などのスタートでもあり、新しい環境を前にして気持ちも何処か落ち着かなかったりするものです。

 そんな『新しい環境・スタート』は自分の中でもピシっと背筋を伸ばして新しい出来事が自分にとって有利に働くように願う所。

 先月お伝えしたキーワード『自分らしさ』の観点でも春から始まるスタートのためにファッションや自己啓発など色々と実行されたり考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 そして今回のコラムは桜が開花するように皆様も同じく女性性をアップして頂いて『モテ女』として新しい環境に溶け込んで頂ける方法を書きたいと思います!

 この『モテ女』の定義は、単に男性に『モテる女』としてではなく、老若男女問わずみんなから愛される女性に変身して頂くためのものです。

 『ひとりで過ごしている時間が好き』と思っていても、社会に出れば常に誰かと誰かの繋がりが日常生活のほとんどを占めてしまいます。

 そして私たちは『周りの皆から可愛がられる・好感を持てる』事は決して嫌な気持ちになるものではありません。

 逆に人は他人から『どう思われているのか?どう見られているのか?』と言う事を大変気にする部分があります。

 特に新しい環境へ入った時、まだお互いを良く理解出来ない間に『印象』と言うものが先に潜在意識へと入り、その『印象』は後の人間関係に大きく作用する事もあります。

 それでは『モテ女』とはどんな要素を含んだ女性なのでしょうか?

 みんなが振り返る程の絶世の美女では無く、どちらかと言うと地味な感じ、でも何故か男女共に『モテる』女性っていらっしゃいますよね。

 中には心の中で『私の方が良い女なのになんで彼女の方ばかり男性は行くのよ!』

 っと心外な気持ちになられている方もいらっしゃるのでは?笑。

 それではまず『普通の雰囲気、顔にも関わらず何故、モテ女なのか?』の理由をご説明しましょう。

 自分たちの周りで決して容姿端麗では無いけれど皆から愛される、人気がある女性たちの特徴は

 『自分の容姿に関して謙虚な気持ち』を持っている事が多いです。

 この『謙虚な気持ち』と言うのはもっと詳しく説明すると

〜自分の事を美人だと思っていないけれど、ブスだとも思っていない〜

 と言う事です。

 この謙虚な気持ちは『素直』さに繋がり、更には『自分らしい』生き方へと変わって行きます。

 それは自分を卑下にさせないので『負のエネルギー』を発する事もなく、女性の誰もが持つ『母性』が上手に癒しのオーラを包みその結果、自然と周りに人が集まります。

 人に対して壁を作ってしまう・・それは容姿が関係なく『コンプレックス』がそうさせているのです。

 誰でも『コンプレックス』は持っているもの・・。しかし、それは自分自身の思い込みから作り上げている事も多くあります。

 『コンプレックス』は自分の理想と反している部分に対して自分がそれらを卑下する事から始ります。

 上手に人とコミュニケーションが取られない時、友人や恋人がいなくて孤独を感じている時、人はまず『自分の○○に問題があるから・・』とありのままの自分を受け入れられず、ついつい自分が感じる虚像に問題を転換しやすくなっています。

 誰とでも打ち解けて話をする事出来る人だけが『モテ女』である訳ではありません。

 例え、内向的な性格で初対面の人と話すのが苦手ならば無理して話そうとするのではなく、静かでも笑顔で人の話を聞く『聞き上手』に徹すればあなたの人気はあがる事でしょう。

 『聞き上手』な程『モテ女』にあてはまる定義はありません。

 人は〜自分の話を聞いてくれている!〜と思う相手に対して敵対心を持つ事はありません。話す事が苦手であれば、優しい笑顔で相手の言う事に対し、うなずいたり相づちを打ったりして、共感しているよな雰囲気をかもし出すだけで十分です。

 それか相手が話ている事が理解出来なければ『良く理解が出来てなくてごめんなさいね』と素直にエクスキューズを入れるだけでOK。

 其の逆で、初めて人と話す時、接する時はなるべく相手の顔を見て丁寧に話をすると好感が持たれます。

 その時、気をつけたいのがあまり相手の目をじっと見続けない事!

 『目を見て話す』とは良く聞く言葉ですが、ずっと相手の目を見続ける事は意味が違って来ます。

 チラっと相手の目を見て少し視線をずらす・・この方が相手に対して敵対心や威圧感を与える事はありません。

 人は集中して話を聞こうとする時、喋っている相手の目をじっと見つめる傾向があります。

 大勢の人数でその話を聞く場合は喋っている相手の目をじっと見ても構わないのですが、1対1の場合は、凝視し過ぎな事が大切です。

 そして話す方は心の中で(こう言えば相手が理解しやすいかな?)と考えてみてください。

 常に『相手の立場を考える』・・これもモテ女の鉄則です。

 次に視覚的効果を取入れてみましょう。

 まずは髪型。

 重要なのは『髪型』以上に『髪質』です。

 ショートでもロングでも長さよりもまずは『髪の毛のツヤ・ハリ』に気をかけてください。

 どんなに容姿端麗でもバサバサでハリの無い髪の毛はそれだけで魅力が半減してしまいます。

 髪はそのままにしているとのびて来る生命の源でもあり自分の分身です。

 その証拠に何か嫌な事があったり気分を変えたい時、髪の毛を切ったり髪型を変えるだけで気分も変わって来ますよね。

 しかも、色んな人の『気』を吸っている髪の毛を切る事も一種の邪気払いになります。

 良くコマーシャルでも『天使の輪のような髪』などとキャッチーな言い方があります。

 ツヤツヤの髪にはトップ辺りに天使の輪のような光沢が出ます。

 こんな感じで出かける前に『天使の輪』が出来ているかどうかチェックしてくださいね。

 そして次に洋服ですが、自分に合った洋服のイメージが出来ない時は流行の物を追いかけるより『女性らしさが出るライン』を選ぶようにしてください。

 『女性らしいライン』はずばり『Aライン』です。

 その昔クリスチャン・ディオールが開発した、肩から裾に向けて広がっていくラインを示すのですが、日本人体型に『Aライン』はピッタリとハマります。

 体型カバーになるだけでなく、女性性を浮き彫りにしてくれる『Aライン』。

 型もワンピースものからチュニックものまで色々とありますので自分に合ったものを探して見てください。

 特に腰辺りにくぼみがある型だと更に引き締まったバランスの良い体型に見せてくれます。

 このようにちょっとした工夫を入れる事で、自然に『モテ女』へ変身する事は可能です。

 『私はモテるから!』と言う方で本当の『モテ女』にお会いした事はありません・笑。

 真の『モテ女』は等身大の自分を良く理解され、思いやりや気遣いが出来る人の事を示していると思いますよ。

桜の開花の前、2月後半辺りから梅のつぼみが開き出して甘酸っぱいに香りが漂っています。
京都・北野天満宮は『梅林の名所』として有名です。

境内には1500本にも及ぶ見事な梅林があります。

御主神である菅原道真公の御遺徳を偲び毎年2月25日には『梅花祭』が執り行われ、北野天満宮に近い芸子街『上七軒』から舞妓さんがいらしゃって野点の席が設けられます。

 

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