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〜ニッポンの美しい女神たちへ〜

Vol.22  『表』が存在した瞬間に『裏』も存在する☆

  2013年の最初のコラムは、その年の運気流れをキャッチするためのキーワード『ニューバランス』について書かせて頂きました。

 今回のコラムはその続きとなるような内容です。

 人間がこの世に『生』を受けた瞬間から嬉しい事・悲しい事・苦しい事・・

様々な出来事が降り掛かりますよね。

 暗いトンネルにハマってしまった時は出口も見えず、ずっとこのまま苦しみや辛い事が永遠と続いてしまうのではないか・・。と思い悩んでしまうものです。

 しかし自然は、朝が来れば夜となりそしてまた朝日が昇ってくるの繰り返しですし、地形や緯度の影響がなければ春夏秋冬の季節は毎年巡って来ます。

 これは『誰かがコントロール』しているわけではなく『自然』と言う言葉から表されているように『みずからしかる(自然)』・・ありのままの姿を意味しています。

 そんなありのままの自然から生まれた人間たちは『感情の生き物』でもありますが、基本的に自然の法則に付随した生き物である事に間違いありません。

 なので私たちの人生の中にも『自然の法則』は存在しますよね。

 体内時計が狂っていない限り、夜になれば眠くなり、朝になれば目が覚める。

 身体が栄養を求めていればお腹が空くし、身体の中に貯まったものは排出して外に出て行く・・。

 一見、単純に思える行為でもきちっと自然の法則に従って日々生活しているものです。

 鑑定のお仕事の中で『負のスパイラル』に陥ってしまいなかなか出口を見いだせない方々とお話をしていく内に、この『悩み』に関して皆様が陥る共通のパターンが見えて来ました。

 それは『一つの問題』に対して、同じ方向でしか見ていなかったり決めてしまっていると言う事です。

 その同じ方向のスパイラルを例に挙げてみますと・・

 

* 恋愛運が無いから彼氏が出来なかったり結婚が出来ない。

* 仕事運が無いから定職に付けないし仕事が続かない。

* 内向的だから友達が出来ない。

 

など、『○○だから○○』と言う考え方は一方通行の考え方です。

 この考え方をもっと広く捕らえて受け止めるようにすると『ピンチがチャンス』に変わったり『人生の転換期』『無限の可能性』へと『負のスパイラル』に陥る事が無く、人生の変化を面白く捕らえて行く事が出来るんですよね。

最初に掲げたお題『表』が存在した瞬間に『裏』も存在する・・。

 例えば、ある一つの恋愛が終わったとします。それはとても辛いし、悲しい出来事でもあり、出来る事なら復縁したい・・もしくはこの悲しみから脱するために早く新しい出会いが欲しい!と思うものです。

 一つの物事が終わった時、誰でも喪失感を持つのも自然ですし、打ちひしがれて悲しみのどん底に突き落とされる事も事実です。

 単に『悲しんだり苦しんだりするな』と言う事は無理だとしても、一つの恋愛が終わった瞬間・・『終わり』が発生したと同時に『始まり』も発生している事を心の何処かに留めておいてください。

『絶望』と同時に『希望』が・・『不幸』と同時に『幸福』が・・その2つの要因に強弱・大小が存在したとしても、私たちが一つの物事を『プラス』と考えた瞬間に『マイナス』が存在し、『出来ない』と決めた瞬間から『出来る』も存在しているのです。

 この事例に付随する面白い心理学の問題があります。

 

〜あなたにとって『これだけは絶対になりたくない』職業は?〜

 

 と言う問題なのですが、実はこの『絶対になりたくない職業』の問題に対する答えは、その人が一番向いている職業だったりするんですね・笑。

 そんな答えをお伝えした時、ほとんどの方々は『そんな〜!!信じられない!』とおっしゃいますけれど、『絶対になりたくない』と思った瞬間に『でも実は向いている』と言う事が発生しているのです。

 この一種『相対原理』的な考えを意識するようになると、何か苦しい事が発生しても

* あの時、楽な感じで生きてしまったから今、試練がやって来ているんだ!

* 自分なりに頑張った結果が今出ているんだ!

* 継続は力なりで続けていた事に新しい広がりが出来て来た!

 など、人生に起こっている事が一方通行ではない事に気付く事が出来ます。

そしてこの『相対原理』が『ニューバランス』の誕生へと誘ってくれます。

 何か問題が発生した時、その1点ばかりに拘るのではなく、必ず何か『きっかけ』や『兆候』がサインとしてやって来ていたのだと思います。

 そのサインに少しでも気付くと、対処法やその時の自分がどのような心構えでいれば良いのかアイデアが浮かんで来ます。

 そして逆に問題が発生する事によって『気づき』や『未来予想』に繋がっている場合もあります。

 起こった事に対して悲観するばかりではなく、必ず『始まり』には『終わり』が同時に存在するので、永遠と同じ苦しみがループすると言う事はありません。

 これは人間関係にもあてはめる事が出来るのですが、友人が少ない原因に『人と喋るのが苦手だから』とか『人見知りが酷くて自分からコミュニケーションが取れない』などを理由として挙げられますけれど、そこで友人作りを諦めるのではなく『喋るのが苦手』であるのなら相手の話を真剣に聞いてあげる『聞き上手』に・・『人見知り』な性格であれば、自分の方に来てくれる人を受け入れらるように心がける・・など、自分の性格の表だけを意識するのではなく、『そうであれば、こうゆう可能性が出て来る』事を意識して考えて見ると自分の性格を無理に改善しようとしなくても自然と人が集まって来て友達の数が増えて行ったりします。

 『社交的』『お喋り上手』な人だけが友人の数を増やせて行けると決まっている訳ではありませんからね・笑。

 『お喋り上手』な故に人からの嫉妬を受けやすい確率があがっている場合もありますし・・。

 この様な感覚を磨いていくと、自分自身に起こった問題以外にも、応用して行く事が出来ます。

 インターネットで情報を収集する事が当たり前になった現代、欲しい情報や新しい情報が直ぐに手に入るようになりました。

 しかし、便利になった反面、間違った情報や信憑性に欠ける情報も簡単にキャッチ出来てしまうので、一方通行でそれらの情報をうのみにしてしまう危険性も伴っています。

 そんな中『相対原理』で情報を分析する力が備わっていると、少なくても変な情報に振り回されず自分を見失う事から回避出来ますよ。

 自分の中で『これ』と決めた瞬間、それと同時に『裏』の存在も生まれている事を忘れないでくださいね!

 日々、この法則を頭の何処かに置いておくと自分自身の直感が研ぎすまされて行きますよ!

先週、ニューヨークへ海外出張へ行っていました。
フェリーから望むNYの象徴・自由の女神

冬の風物詩・ロックフェラーセンターのスケートリンク

トップ・オブ・ザ・ロックから望むエンパイアステートビル
 

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